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病気は完治?しかし別な病気が再発 [近況報告]

年末の肋間神経痛は3日で治り、風邪の症状も軽くなった。しかし、持病が再発。


パソコンいじくり病だ。簡単に説明するとパソコンのメモリー増設やハード機器の増設などに明け暮れる重い病だ。この病気は金欠病を併発する厄介なもので、現代医学では治らない不治の病に分類されるのではないかと思っている。また、この病気は感染する。我が家ではすでに一人感染している。


この病気にはじめて罹患したのは今から30年前くらいだったと記憶する。MSXなる8bitパソコン病に始まり

Windows95/98/Me/XP/7/10とOSが変化するたびにマシンが1台、また1台と増え、周辺機器もいまだに捨てられずにいる。


最も重症だったのは8年前のころで、単身赴任で自宅を離れたため、自宅のパソコンとは別にもう1台組み立て始めた時と記憶する。ちょうどWINXPのサポート終了の時期からWIN7へのインストールの時だった。もう1台ほしい。さらにもう1台と動かないマシンを動くようにするという快感を味わってしまった。これが病みつきになった原因かもしれない。


今回の対象パソコンのうちノートパソコン2台はKB故障、さらにこのうちの1台はHDD破損の状況。

もう1台はミニタワー型のマシンだが無償インストールの時にWIN10にOSを変更していたが、32BIT版OSでマシンを稼働させていた。調べたら64bitに対応してるマシンだったので、64bit のOSに変更した。併せてメモリー増設。結局3台ともSSDに換装して新規インストールをした。


パソコンいじくり病は完治しない。WIN10のサポート終了まで生きていればまた再発するのだろう。





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尺八と「人間を磨け」 [尺八]

表題の「人間を磨け」という言葉は私の師匠が亡くなってから、弟子たちが集まった会合で、ある高弟の言葉で、四郎先生(五郎先生の父上)は「人間を磨け」を常々口にされていたということを初めて伺った。

 当然、私の師匠もこの言葉をいやというほど聞かされていただろうことは想像ができた。

しかし、「人間を磨け」とはあまりにも抽象過ぎて当時の私には理解できなかったが、この言葉はものすごく心に残った。


私の師匠がこの言葉の元で育ち、修行をされて、それが東京芸術大学の教授になったり、人間国宝にまでなったという結果を思えばこの言葉は私にとって目標にせざるを得ない言葉となった。


「座右の銘」は何かとよく聞かれるが、その会合後は迷わず「人間を磨け」と言うことにしている。



それにしても「人間を磨け」は課題が多すぎる。「芸を磨け」より大変である。確かに同じような内容を師匠から何度も言われたように思う。例えば芸大に尺八の学科ができたから芸大に入り学びたいと相談したことがある。


師匠曰く「芸大を出ても食べることはできない」と一言。「他の職に就き、生活を安定させながら、尺八の専門家をしたほうがいい」と。選ぶべきはメンターである。今つくづく思う。


大学を出てから民間会社に勤めたが、昼夜を問わない仕事を見ていた家族から、せっかく上手くなった尺八を続け

るにはもっと環境を安定させないといけないのではと説教され、給料が上がり始めた会社を退職し、その当時は給料は安いが安定していた公務員となり尺八を吹き続けた。


趣味はスケート、スキー、ハイキング、自転車、釣りと年齢とともに移り、後半はヨットに陶芸。今思うと貴重な経験だった。


スケートはスピードスケートで国体を目指したが選手にはなれなかった。スキーはパラレル程度。ハイキングはいつも一人。自転車は車軸のボールベアリングまで分解整備しスポーク交換くらいはしていた。サイクリングは平地から山岳もしたが短かった。釣りは子供にせがまれてはまってしまった。のちに釣りの仕掛けで特許権を取得。遊びも激しい肉体を使うものから静かなほうへと移行した。


50歳の時にはヨットを始めたがシングルハンド。現在は小康状態。60歳に近いころには陶芸にも足を踏み入れたが、これはこれで奥が深いので今はしていない。


いずれにせよ私の趣味は仲間とはしない孤独なものが多い。


「人間を磨け」の言葉には「孤独に耐得る人間になれ」と思っているからかもしれない。







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病人になりました [近況報告]

2019年の12月は外での仕事が忙しくそれに輪をかけて1月26日の演奏会に向けた練習と相成り、ついには病人になってしまいました。
12月22日は仙台恒例の三曲研究会に出席。
いつになく音が出るので目いっぱい音を出しました。
実は、管尻に和紙を張って音が薄いのを調整したため、普段とは違うのどの筋肉を酷使したのか違和感を覚えていました。
翌日は7ⅿもあるキンモクセイを剪定。
この時、咳をし始めていたのです。
さらに翌日にはゲッホゲッホと咳こむ中、刈込ばさみを使って再びキンモクセイの外観を修正剪定。
熱(微熱)も出始めました。
水曜日には12月中旬に予定が入ったお客様の剪定。結局、12月25・26日と剪定を行い、剪定枝を翌日やっとのことで捨て仕事納め。
仕事が終わったという達成感を得て安心したのか、胸にビリビリという痛みが走り、症状が悪化していました。
28日の朝は歩くたびに胸のビリビリという痛みが増し、まずいと思いパソコンで病状を調べました。
肋間神経痛もしくは帯状疱疹が候補になりましたが、かゆみもなく発疹もないことから肋間神経痛だろうということで行きつけの整形外科に朝一番で行ってきました。
先生曰く肋間神経痛です(肋間神経痛という病名はない。俗に肋間神経痛というにすぎない)。
ということで、薬を処方され、その薬を飲んだら午後から痛みが激減。
翌日には肋間神経の痛みは嘘のように無くなりました。
ところが、風邪も併発していたようで、痰が出るわけです。これは新年を過ぎても続き、8日まで続きました。
タバコは1日だけ軽くしましたが、あとは痰にもめげず普段通りに吸っていました。
私は手巻きたばこを吸っています。毎朝、20本ほど巻いていますが、普通の市販のタバコ1本が1mgに対して、0.4mgですので20本吸っても普通のタバコに換算すると8本分にしかなりません。
タバコは体に悪いという人はいますが、体が健康でなければ喫煙などできないと思っています。
痰を出しながらでも煙草を吸いました。おかげさまで、ようやく煙草を吸っても痰が出なくなるまで回復しました。
私の新年は8日遅れでスタートです。

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葉加瀬太郎さんかと思ったら [音楽]


葉加瀬太郎さんの映像かと思いしや別人であったが、


バイオリンの音色が気持ちよかったのでUP




平均律では出せない音の事例としてはいい教材になる。







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巣鶴鈴慕の話 [尺八]


琴古流尺八本曲に「巣鶴鈴慕」という曲があります。惑星探査機ボイジャー2号に搭載されたゴールデンディスクに収録されている一曲です。


琴古流本曲は黒沢琴古が全国を行脚して集めた36曲になります。この「巣鶴鈴慕」という曲については宇治の吸江庵(きゅうこうあん)の庵主・龍安より一月寺の虚無僧・残水が伝授され、それを黒沢琴古に伝えられたとされ、当時の曲名は「鶴巣籠」だとされています。


私はこれまで鶴というと「タンチョウ」しか思い浮かべることが出来ませんでした。


30年前、真冬の北海道釧路市の近郊鶴居村までタンチョウを見に行ったことがあります。タンチョウを観察しましたが、玉音やコロコロには程遠い鳴き声でした。


果たして「巣鶴鈴慕」の鶴は「タンチョウ」だったのかという疑問を持ちながら演奏しておりました。




越冬で鶴が飛来するのは鹿児島県出水市が有名ですがタンチョウの飛来は確認されていないようです。出水市で確認されているのはナベヅル、クロヅル、マナヅル、カナダヅル、ソデグロヅルなどです。


シベリアから越冬で鹿児島県出水市まで飛行するのですから、餌場があれば琵琶湖周辺に途中降り立っても不思議ではありません。


タンチョウがシベリアから中国東南部へ越冬のため飛来しているというルートもあるようなので、過去に琵琶湖経由で鹿児島県出水市までのコースをたどったタンチョウがいてもおかしくないかもしれません。本州では2007年12月山口県で1羽、2010年2月愛知県で1羽飛来したようで写真掲載されています。


しかし、曲の題材とするにはある程度の個体数がないと「ツル」という名前や習性などの知識が定着しないはずです。そういった意味では今でも出水市までの越冬飛行ルートを持つツルで個体数が多いものが琵琶湖近郊で題材となったのではなかったのかと考えるわけです。


日本野鳥の会のHPに鶴の鳴き声がサンプリングされていました。それを聞いた限りでは、曲の元となった鶴の鳴き声は「ナベヅル」ではないかと思いました。




しばらくの間、「巣鶴鈴慕」は「ナベヅル」を意識して演奏したいと思います。






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