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やっぱり古典は大事だ [音楽]

ここ数ヶ月、新型コロナの感染対策で外出自粛し、演奏会なども中止となっているのでYouTubeを見る機会が多くなった。

最近はストリートピアノの番組を見ている。様々なプレーヤーの番組を見ていて、この人はいい音を出しているとか、アレンジが上手だなと感心しながら、過ごしている。


自称不審者のKさん、Gさん、Kさん、Cさん、元気なFさん、太鼓の達人Yさん、米国人のJさん等他数名についてチャンネル登録して聞き比べている。


共通点はクラッシックピアノを相当弾きこなした人たちだ。経歴で各種コンクールで優勝したことなどが紹介されていたりする。


彼らがよく登場する舞台は東京都庁のグランドピアノ。観客は都庁を訪れる観光客。そこで演奏するのだから腕に自信がなければできない話である。自称不審者のKさんはラフマニノフのピアノ曲を織り交ぜて5分の演奏制限時間内での神業演奏などあった。


連弾もある。二本の腕10本の指と四本の腕20本の指での演奏はやはり表現力が格段に広がる。


彼らは楽譜を丸暗記して演奏しているのではなく頭の中にあるメロディーをその時々でアレンジし組み立て演奏している。曲を弾きながら次は何を弾こうか考えて、転調したり多彩なコード進行で繋げてしまう。


ジャズの鬼才山下洋輔は「ジャズは即興が命」と言っておられたが、その即興のベースはクラッシクな曲とそこに使われている基本的なテクニックのように思われた。そしてコンクール優勝経験者のキータッチは絶妙で一音成仏的な音に聞こえるから病みつきになる。


純正律信奉者としては頭が下がる思いで聞いている。








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