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昨年を振り返り [近況報告]

昨年1月に造園業(一人親方)を始めました。

8月に造園技能士の資格も取り、バタバタと仕事をこなしております。

庭木の剪定が主な仕事ですが、昨年は竹垣や飛び石の再配置の仕事、大木(10m)の剪定などもこなし造園技能士として満足できる仕事が出きたと思っています。

 

この造園業ですが、四郎先生のお言葉「人間を磨け」を意識し、日本文化の基礎を学ぶのにいいかと足を踏み込んだところです。いまのところ顧客は筝曲関係者の方が中心ですが、宮城県芸術協会の会員でもありますので茶道、華道、書道の先生方からも贔屓にされるようにしたいと思っております。

 

昨年、旅行で滋賀県に行き琵琶湖を一周してきました。筝曲の題材となった「竹生島」「夕顔」「さらし」などに触れたことにより、箏唄の意味をこれまで無視して演奏してきたかなと反省したところです。

 

行く先々で松や石垣を見てまいりました。

 

検校さんが作った曲、「松」にちなむものも結構ありますが、検校さんは目が見えないのに松をどのように感じて作曲されたのか。恐らく、庭師が剪定した松の葉の状態で風や音そして匂いを感じていたのではないかなどと想像します。

 

昨年演奏会や研究会で吹いた曲は「松上の鶴」「松竹梅」でした。松や梅かなりの本数を剪定させていただき、また、竹垣づくりでは何十本という竹に鋸を入れたりといった年でした。

 

松は演奏も剪定も難しいと思ったところでしたが、今年は剪定する木に合わせて曲を選定し練習したいと思います。


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